高度集中・複合対話型練習ＳＩＭＩＸ
ジョイス＆ワット英会話が独自に開発し採用している英会話学習法SIMIXは高度集中複合対話型練習にあたる英文、Super Intensive and Multi Inter-active Exerciseを意味しています。
SIMIXメソッドを行うには一度に複数のタスクをこなすことができる必要があるなど、ただネイティブだというだけではなかなか教授法の習得が難しい、高度なものです。日本にはかなりの数の英会話スクールが存在し、そこで働く英会話教師も相当な人数になりますが、SIMIXに基づいてレッスンを行えるようになる教師はそう多くはありません。
教科書を中心に進める通常のレッスンとは違い､SIMIXレッスンでは、教師と同様、学習する生徒さんにも、一般クラスに入られる前にプレレッスンを行っていただいて、練習方法に前もって慣れておいていただく必要があります。
Ｊ＆Ｗでのレッスンは、比較的ゆっくり明確に話すのではなく、平均的なアメリカ人のごく普通の話し方とスピードで行われます。そのため、プレレッスンの前半では自然な速度で話された英語が理解できるようになるよう、リスニング力のアップに力を入れます。
英語が耳を通過するようになったら、いよいよSIMIXによる練習方法を習得しながら、英語を耳で聞き、日本語に置き換えることなく英語で理解し、英語で考えて英語で応答する、という能力の習得を行います。
数あるSIMIX練習のなかのひとつを紹介しましょう。
先生と三人の生徒との間で次のようなうなやりとりが行われます。
Teacher：
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A, your mother gave me a call yesterday afternoon.
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StudentA：
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Oh, my mother gave you a call yesterday afternoon?
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StudentB：
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C, who* did Teacher say gave him a call yesterday afternoon?
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StudentC：
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He said A’s mother gave him a call yesterday afternoon.
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といった具合です（*ここではStudentCはwhoを使った質問をするように前もって指示されています）。
書かれている英文だけを見るとほとんど難しさを感じないかもしれませんが、これらのやりとりは英文をまったく見ないで行い、意外と難しいものです。
私達日本人が英語を聞いたり話したりするときには、発音の違いや音声の変化などのほかに、英語の文章構造や人称、数量感覚、イントネーションなど、日本語にはない英語の特性が障害となっています。これらを一気にまとめて練習してしまうのがSIMIXなのです。
さらにSIMIXは、英語を鮮明に記憶に残して聞く、という会話力の増強に欠かせない非常に重要なテクニックを身に付けてくれます。これが出来るようになれば、英会話学習はほとんど成功したようなものです。会話力のみならず英語力全体も飛躍的に伸びていきます。
SIMIXによる効果は、多くの学習者が短時間のプレレッスンを受講しただけで各種試験のリスニング部分で大幅にスコアを延ばすなど、顕著な結果が出ています。プレレッスンを終了した時点で、すでに貴方の会話力は、TOEICのリスニングスコアにして、４０点から１００点以上伸びている可能性が高いのです。
プレレッスンが終わったらいよいよ通常クラスへ編入し、SIMIXを駆使し日常のあらゆる場面に対応できる会話力の習得を目指します。
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